予習と復習はどちらが大切か?
こんにちは。「湘南ウイル」塾長の飯田です。
新学期がスタートして1ヶ月余りが過ぎましたが、新学年の学習は順調に進んでいるでしょうか?
今回は予習中心の学習法と復習中心の学習法は、どちらが良いか私の考えを述べてみたいと思います。
私は長年の指導経験から、復習中心の方が効果があると思っています。昔ドイツの心理学者エビングハウスが、忘却曲線というものを発見しました。それによると普通の人は一日たつと覚えたことの70%は忘れてしまうのです。人間は覚えたことのかなりの量を忘れてしまう事が判明しましたが、忘れないようにする方法があります。それは繰り返し復習することです。早い段階で復習すれば、それだけ覚えている内容も豊富になり忘れなくなります。
学校で習ったことは、その日の内に復習する習慣をつけてください。そんな復習なんかする時間がないという人もいると思いますが、たった20分の復習で良いのです。授業で学習した教科書やノート・プリント類に一通り目を通して、今日は何を習ったかを確認するだけで成績はぐんぐん伸びていきます。また学校や塾で出された宿題は、その日の内にやるのが理想です。すなわち習った内容を覚えているうちに宿題をやれば、効率よく身に付きます。
一部の進学塾では、学校の予習中心の授業をしている所もありますが、効果があるのは一部の成績上位者だけだと思います。
是非毎日20分で良いので、その日に習った内容を必ず復習して学力を向上させてください。