英語の学習方法
中学生の苦手科目ナンバーワンが英語です。多くの中高生が英語の成績に悩んでいます。一方で大した勉強をしていないのに、英語が得意だというお子さんもいます。この違いは何でしょうか?
それは「学習法」の違いです。多くの中学生が英語の学習法を誤解しています。
英語は言葉ですから国語と同じステップで学習する必要があります。私たちは日本語を「聞く」「話す」と音声で言葉を学んでから「読む」「書く」と日本語を学んだはずです。
英語も同じです。「聞く」「話す」という勉強をおろそかにして、音声言語としての英語力が固まっていない状態で文字言語を学ぶと、英単語が覚えられない、意味が解らない、構文を覚えられないという状態が生まれます。
逆に音声から入る勉強をしているお子さんは、何の苦も無く英単語を覚えたり英文を書いたりします。
英語の成績の違いは、すべて学習法の違いから来ています。正しい方法で演習(音読)すれば、誰でも必ず出来るようになる科目です。
現在学校で使用している英語の教科書は、スマホで音声の英文を聴ける機能が付いています。毎日スマホを使って教科書の英単語や本文を何回か聴いた後、10分間の音読を繰り返せば必ず効果が表れると思います。